# ゼノブレイド2感想

大人になるとゲームができなくなるという意見には反対です。それぞれ人には好みというものがあり、好きなやつはいくつになってもゲームをし続けているものです。

ゼノブレイド2は重厚長大なストーリーでした。初めてプレイしたとき、これはすぐには終わらんぞ、50時間くらいはかかりそうだぞという感覚から、「1年かけてゆっくりクリアしていこう」との目標を立てて進めていきました。あの日はニンテンドーカタログチケットが出て間もない頃で、お得感があるからこのゲームを選んだことを覚えています。あれから本当に1年後にエンディングを迎えて、ピッタリ終わったという意味でも満足しています。

このゲームはブレワイと並べて語られているのを目にしていた印象です。どちらも広大なマップを舞台に冒険するという共通点がありますが、中身はけっこう別物。個人的にどちらが好きなのか二者択一を問われると、ブレワイを選ぶのですが(このゲームは別格すぎる)、ゼノブレイド2もかなり…かなり面白かった。ストーリーの内容と演出が素晴らしい。まるでアニメ見ている感覚でした。

各話のタイトルは短いものが多く、導入部分ではこのタイトルはどういう意味なのだろうと想像力をかきたてられたものです。話の最後にムービーとタイトルがピッタリはまって「第x話 xxx」という文字だけが画面に入る。この演出が本当好き。

「楽園」という言葉の雰囲気や、たびたび映る一本木の景色に完全に騙されていたのですが、このゲームはファンタジーではなくSFですね。モルスの地の廃墟や、世界樹の人工的な構造から徐々に違和感が高まり、最終話冒頭の回想で「20xx」と出たときに確信したという感じでしょうか。あ、これ遠い未来の世界が舞台なのかと。その確信を持ったまま楽園に到着して、よく見慣れた公園の遊具を見たときは鳥肌が立ちました。

クラウスという人間にまだまだ謎が多いなとも思っています。その半身はどこにあるのとか、ホムラとメツ以外にもう一体生み出したけど、どこかの次元にいなくなったんだっけ、誰なんだろうとか。

あとエンディングの青い海とか、大地化したアルスとか、このあたりも次回作の伏線になる?

戦闘システムにも触れておくと。1回の戦闘に時間がかかるのがストレスでした。最初のうちは良いけど、何回も繰り返されるときつい…。ただ、戦闘システム自体はすごく面白い。複雑ですが理解して戦えるようになったら全能感あって良いですね。戦略性もあるし、ブレイドの種類も多いから他の人と違った攻略ができるのも良い。このブレイドについても、1体にキャラ付け声付けストーリーも付いていて、一体このゲームの容量どうなってんの?

DLCの「黄金の国イーラ」を早速進めているところです。このストーリーも本編の補完になっているようで素晴らしい。単に本編のシステムをまるごと使っているのではなく、随所に改善が見られているのも良いです。ゼノブレイド2.1とかそういう位置づけと言ってもいいかも。

Switchで1の移植が出るらしく、キャラデザがちょっとあまり好みではないのですが、評判よかったら買おうかしら。

# 黄金の国イーラプレイ後の感想

本編で部分的にしか語られていなかったイーラのことがよく分かった。ここまでプレイしてゼノブレイド2の物語の本質、みたいなものが分かったような気がした。ドライバーとブレイドの絆が一貫して語られている。絆を深めて強くなるという王道的な面もあるし、失った絆のために戦うという面もあるし、それぞれ違った形で絆が描かれているところが良かった。

ゲームシステムは本編より洗練されていて良いんだけど、後半のヒトノワシステムがちょっとつらい。おつかいばかりしていて、あれは苦行に近かった。不満があるとすればそこだけ。

シンがもうひとりの主人公と見れば、本編のストーリーも全然違って見えるんだろうなあ。本編攻略中には気づかなかった伏線みたいなものもありそう。

イーラの話が500年前にも関わらず、メンツがそこまで変わらないというのはよく考えるとすごい。運命的な意味ですごい。マンイーター、ブレイドイーターは長生きね。

Last Updated: 2020/07/25 23:55